
ヘナ愛用者必見!カラーリングやパーマは併用できる?安心のポイント解説
「ヘナで白髪を染めているけれど、美容院でカラーやパーマも楽しみたい」——そんな風に思ったことはありませんか?
ヘナは天然成分で髪と頭皮にやさしい一方で、カラーリングやパーマとの相性には注意が必要です。誤った方法で併用すると、色がきれいに入らなかったり、パーマがうまくかからなかったりすることがあります。
本記事では、ヘナ愛用者がカラーリングやパーマを併用するときに知っておきたいポイントや、失敗を防ぐためのコツをわかりやすく解説します。

ヘナとカラーリングの併用は可能?
結論から言うと、ヘナとカラーリングの併用は可能です。ただし、いくつか注意点があります。
まず理解しておきたいのは、ヘナの色素は「髪の表面に密着して定着する」という性質。これにより髪にハリやコシが出る一方で、カラーリングの色素が髪の内部に入り込みにくくなります。特に明るくするカラー(ブリーチやトーンアップ系)は、思った通りの発色が出にくい傾向があります。
その一方で、暗めのカラーやトーンダウン系なら比較的色が入りやすいケースもあります。
併用する際は「どんな色を目指したいか」を美容師にしっかり伝え、事前にヘナを使用していることを必ず伝えることが大切です。

ヘナとパーマは併用できる?
ヘナとパーマも併用は可能ですが、注意が必要です。
ヘナが定着した髪はパーマ液が内部に浸透しにくくなり、かかりにくい・持ちが悪いといった現象が起こることがあります。さらに髪の状態によっては、パーマのカールがきれいに出ない場合もあります。
そのため、美容師の中には「ヘナをされている髪にはパーマはおすすめしない」と考える方も少なくありません。対応できる美容室とそうでないところがあるため、事前に相談することが大切です。
個人差があるため一概には言えませんが、筆者自身はヘナを長年続けながらも、特に問題なく定期的にパーマをかけています。

安全に併用するためのポイント
期間を空ける
ヘナと美容院施術を併用する場合は、2週間ほど間隔を空けるのが安心です。ヘナ直後に重ねると、色ムラやパーマのかかりにくさにつながります。
順番を意識する
基本的な目安は「カラーやパーマ → ヘナ」。先に化学処理を行い、その後ヘナで髪を保護することで、色やカールが安定しやすく、ダメージも抑えられます。
美容院で必ず伝える
「ヘナを使っている」と美容師さんに正直に伝えることは必須です。伝えないまま施術を受けると、仕上がりの不具合だけでなく、場合によってはトラブルにつながることもあります。
部分染め・リタッチを活用
「根元はヘナ、ポイントカラーは美容院で」など、部分的に使い分けるのも賢い方法です。髪全体の負担を減らしながら、自然な仕上がりを楽しめます。
併用が向いている人・向いていない人
併用が向いている人
・普段はヘナでケアしながら、ときどきカラーリングやパーマで変化を楽しみたい方
・髪の健康を守りつつ、自然な範囲でおしゃれを楽しみたい方
併用が向いていない人
・頻繁に明るめのカラーを楽しみたい方
・髪がすでに強くダメージしている方
・ヘナ本来のナチュラルな仕上がりを重視したい方

ヘナ愛用者におすすめの長期ケア
美容院の施術とヘナを併用するなら、髪のケアも意識することが大切です。
・定期的にヘナをトリートメント代わりに使う
・ヘナ後は天然オイル(ヘナオイルやアムラオイル)で保湿する
・ハーブパウダーのトリートメントで、髪に必要な栄養を補う
こうした習慣を続けることで、カラーリングやパーマのダメージを和らげながら、健康的でつややかな髪をキープできます。
まとめ
ヘナとカラーリング・パーマは、正しい順番と期間を守れば安心して併用できます。
大切なのは「無理に同時進行しないこと」と「美容師に必ずヘナ使用を伝えること」。
ナチュラル志向を大切にしながら、おしゃれや髪の変化を楽しみたい方は、ヘナと美容院での施術を上手に組み合わせて、自分らしいスタイルを見つけてみてください。