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ヘナで髪を補修したい

“カラーリングやパーマで傷んだ髪のヘナカラー”

長年続けてきたカラーリングやパーマで髪が傷みました…。指は通らないし髪はゴワゴワ。友人から「ヘナが髪に良いらしいよ」と聞き、興味があって。私の髪でもどうにかなりますか?

大丈夫ですよ。どんな状態からでもヘナカラーはスタートできます。ただし、傷みが酷い場合は最初だけ少し頑張ってケアをする必要がありますね。

私がヘナカラーをすると、どのように仕上がりますか?

まず仕上がりの色ですが、今カラーリングで髪が明るくなっている状態ですので、その部分にヘナがのると、髪は更に明るくなります。今の髪色に赤みが足されるイメージです。

今、白髪が少し伸びているようですね。その白い部分はオレンジ色に染まります。

全体の色を統一させて、落ち着かせたい場合はどのようにすれば良いですか?

2度染めをすると、髪全体を同じ色合いになじませることができます。2度染めとは、ヘナ100%である「ヘナオレンジ」でケアをした後に、「ヘナブラウン」などのインディゴが配合されたパウダーでもう一度染めるヘナケア法です。2度染め用のカラーは全部で4色ありますよ。

髪がとても傷んでいるのですが、どのくらいで綺麗になっていきますか?

早い方は1度のヘナケアでトリートメント効果を実感できます。ですが、髪の傷みが酷い方には「ヘナショック」という「髪のきしみ」が生じます。これは”髪が傷んでいますよ”というサインでもあるので、しばらくはケアを頑張って、乗り越えましょうね。

ヘナショックはどのくらいでなくなりますか?

髪の傷みによって個人差があります。ですが、1回目より2回目、2回目より3回目と、ヘナケアの回数ごとにヘナショックが軽くなっていき、最終的にはなくなります。髪が元気になっているサインです。
どんなに酷い傷みの場合でも、平均して4~5回程度のヘナケアで、ヘナショックが気にならなくなっているようです。

ヘナショックは髪の傷みの状態だけでなく、髪質によっても異なります。髪が太めの方のほうが、さほど気にならないとおっしゃるケースが多いです。猫っ毛など元々絡まりやすい髪質の方は特に注意が必要です。

どのような対策がありますか?

自宅でヘナケアをなさる場合は、ヘナに別売りのハーブパウダーを混ぜてペーストを作ってください。
きしみを軽減し、より髪を補修してくれます。

ヘナケアの前には、髪全体、特に毛先にヘナオイルをたっぷりと馴染まるのもポイントです。

最後の洗い流しの際は、ヘナシャンプーのあとにヘナコンディショナーを使用し髪に馴染ませて保湿をしてください。

以上3点できしみを軽減させながら、ヘナケアを続けてくださいね。

月に何回くらいヘナケアをすると良いですか?

ヘナは何度でもケアができます。ケアをする度に髪が綺麗になっていくと考えてください。

早く良くしたい場合には頻繁にケアをするのがおすすめです。初めの1ヶ月間だけでも、できれば週に1度ケアをしてみてください。1ヶ月後には髪の傷みが随分と落ち着いています。

なかなかケアができないという方でも、最低月に1度はケアを続けていただきたいですね。

まとめPoint

・カラーリングやパーマで傷んだ髪も、ヘナカラーで補修できる。

・傷みが酷い場合は、ヘナショックが起こる可能性が高いが、乗り越えた先には綺麗な髪が手に入る!数回のヘナケアを乗り越えることができるかが重要なポイント。不安な方はお店に相談し、サポートをもらいながら続けてみましょう♪

・一刻も早く髪質を変えたい場合は、初めは月に数回の集中ヘナケアを。

・カラーリングで明るくなった髪色を、補修しながら落ち着いた色に染めるには2度染めをしましょう。